ディスモーフォフィリアと生きること
いわゆる奇形性愛というものに私はカテゴライズされるようです。
別名ディスモーフォフィリア、ボディ・ディスモーフィック・ディソーダーとも言うこの性愛は、奇形の人間を愛するという一見すると不気味な趣味です。
けれど私自身は極めて真面目で、私が奇形を愛するのは物珍しさとか軽い興味からではありません。
あくまで私は歪な形をした身体、そして顔に強く惹かれ、それに性欲や安心感、親近感を感じてしまうのです。
かんたんに言えばいわゆる普通の恋愛感情というものが奇形に対して沸き起こってしまうのだから、ある意味重症かもしれません。
手足がない人や顔面が事故で崩れた人、生まれつき特徴的な身体の部位を持っている人、なにか見た目で欠点のある人。
そんな人にだけ興味を持つ人というのは、私が思うにそれほど珍しくない存在だと思います。
それを証明するかのように、最近では私のようなディスモーフォフィリアが集まるフェチ専門の出会いサイトがあるようです。
まだ人の少ないサイトのようですが、私の場合はつい最近メールで連絡を取り合える良い理解者が見つかって嬉しいです。
なかなか周りの人には理解されづらい性癖を抱えている私のような人たちにこそ、こういったサイトでの異性との出会いは必要不可欠なものなのかもしれません。
あまり自分の変わった性癖について一人思い悩むことなく、少し気軽に理解者を求めていろんな人と出会ってみるのもありじゃないかなと、最近は考えています。